江戸年中行事&風俗                                       

 

【正月】
正月元旦初日の出
将軍家門松御飾
辻店の紙鳶売
紙鳶遊び羽根遊び
魚河岸の初売
初荷
町家の年札
新吉原の引初め
江戸町火消出初
加賀鳶の初出
太神楽
鳥追
獅子舞
万歳
こはだのすし
宝船
初卯詣
厄払
暦売
猿舞
餅網売
扇箱買
凧の卸や
大凧遊び
薮入り
大師河原の初詣
太鼓売
梅見

【二月】
日比谷稲荷初午祭
市中の初午祭
涅槃会
彼岸
十軒店雛人形市
豊島屋の白酒

【三月】
上巳節句前の売物
桜草売
野菜売
魚売

上巳佳辰の贈答
上巳節句の礼者
上野東叡山の花見
汐干狩
奉公人出替り
飛鳥山の花見
御殿女中宿下がり
道灌山の花見
諸侯の参府交代
諸侯帰国
伊勢参宮の犬
御殿女中芝居見物
隅田堤の花見

【四月】
灌仏
四月の売物
苗売
植木屋

【五月】
五月端午の進物竝(ならびに)売物
魚売
菖蒲売
花売植木売
餅菓子屋
十軒店幟市
五月節句の祝
大川筋水垢離
両国川開
柳橋芸妓花火を避く
富士講中登山出立
金魚売
ところてんや
風鈴売

【六月】
富士仙元大菩薩
富士詣
孩子(こども)遊び
ぢゃん拳
をとろとろ
お山のお山のおこん三
 

蓮華の花は開いた
鬼ごっこ
いも虫ころころ
麦湯店
店頭の納涼
大通りの深夜
夜半の通行
深夜往来の飲食
夏暁の井戸端
白玉水うり
定斎
稗蒔売
大伝馬町天王祭
暑中見舞
祭礼前後子供遊び

万燈長提灯
花出し
樽御輿
南伝馬町天王祭
小舟町天王祭
朝顔売
医師の往来
山王祭
盆提灯売
孩子(こども)遊びの煙火
からくり
蟀々売きりぎりすうり)

【七月】
七月朔日の夜
七夕の竹売
七夕祭
井戸浚ひ
芋がら売
間瀬垣売
竹売
武家方の燈籠納め
高燈籠
主人へ中元の祝ひをのぶ
盂蘭盆の市場
川供養
佃踊り
おむかへ火
子供遊び

盆踊り
薮入
お精霊さん

【八月】
十五夜八幡宮祭

【九月】
菊見
九月節句
十五日神田明神祭礼

【十月】
紅葉狩
池上本門寺参籠
大伝馬町の市

【十一月】
(ふいご)
孩子(こども)遊び
七五三の祝
火事
防火の備
大名火消
国主大名火消
大名自家の火消
御使番
西のまち
雪見

【十二月】
諸職人
煤竹を商ひ又焼芋をうる
煤払い
寒行僧
寒参り
年の市
柊売
松市
餅搗き
町内飾り売及び節季候
大晦日
 
 
■資料は「江戸府内絵本風俗往来」(菊池貴一郎著)を元にしている。明治38年に出版された本で、天保以降の江戸が描かれている。本・著者に関しては当サイトのここが詳しい。