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「井の頭」の四季14                                                             江戸と座敷鷹TOP  江戸大名公卿TOP

06/08.13(日) 13:30頃
■東京は8月盆を行わないので、いつもの日曜日と変わったことはないように思えた。下の写真は涼しげなカッコーで暑苦しいカントリーロックを歌うライブ親父。
 

 
 冬・春を飛ばしてしまったが、この間変わったことがあった。4月頃から井
の頭池の鯉がヘルペスウィルスで死に始め、6月16日現在の公園の発表
では460匹の鯉の死を確認したという。治療法は確立されていないため死んで浮いた鯉を引き上げて処理するだけのようで、終結宣言がいつ出るやら予想もつかない状況らしい。
 井の頭公園と死の二つのキーワードから、どうしても想い出してしまうのが12年前のバラバラ事件。盆ということでお許し願いたいが、あと3年で時効が成立するこの事件は、当サイトのリンク先である「無限回廊」によると以下のようなものであった。

 1994年(平成6年)4月23日、東京都三鷹市にある井の頭公園の園内のゴミ箱から両手首、両足のスネ、右肩とあばら骨の肉片、足首などがそれぞれバラバラに包まれた塊で27個発見されたが、頭部や胴体、性器は未だに発見されていない。鑑識の結果、身元は公園近くに住んでいる一級建築士のK氏(35歳・男)と判明したが、犯人は捕まっていない。

 この事件の不思議さは、被害者の身元が判っていながら犯人逮捕に至らなかった点にある。あえて労力を使って、人間の身体をバラバラにする目的は唯一つに絞られる。
 ◎被害者の身元を不分明にするため
 バラバラにすることで運搬しやすくなり、腿は川、右腕は山、左足は新潟、胴体は群馬・・・というように被害者の身元を攪拌するわけだが、犯人は手抜きをして頭・胴体・性器を除く27に分けた肉と骨、臓物の塊を井の頭公園のゴミ箱に捨てた。身元が判明したのは、この手抜きゆえかどうか判然としないが、バラバラに解体した犯人の労力は徒労となったわけだ。
 ところが、身元が判明したにもかかわらず犯人逮捕に至らなかった。バラバラ殺人の犯人は、被害者と関係が深いゆえに身体をバラバラにして被害者の身元を隠すわけなのだが、事件の結果をみると、K氏には周囲に洩らさなかった短期間で親しくなった人物がいたものと思われる。たぶん、K氏が周囲に告げるには、憚られるものがその人物にはあったのだろう。

 ともあれ、あと3年弱で時効となるが、盆にK氏の冥福を祈りたい。

※註・捜査技術(DNA鑑定など)の向上や平均寿命の伸長などにより、刑事訴訟法が改正され、改正法は05年1月1日から施行されている。これにより時効期間は延長され、05年1月1日以降に行なわれた殺人罪に適用される時効は25年となった。05年1月1日以前に行われた殺人罪には改正前の旧法が適用される。


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