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「井の頭」の四季16                                                             江戸と座敷鷹TOP  江戸大名公卿TOP

07/01.21(日) 13:30頃
■変わったことがあった。
 吉祥寺駅から井の頭公園に向かう場合、丸井の横の七井通りから階段
を降りて公園内に入る。進行方向へ30bほど行くと池に架かる七井橋(上写真の橋)の袂となるが、左側へ行くと野外ステージあり、このあたりから下写真のような木に巻き付けた告知プレートが、やたら多くなってきたのである。
 「アートマーケッツ」とは何じゃ?これによると、「近隣住民や静かに公園を散策したい」人から露店販売やパフォーマーに対する苦情が寄せられたからで、その苦情は「騒音」「通行の支障」というもので、加えて都立公園内においては「無許可の営業行為は禁止」されていた。一方では、露店販売・パフォーマーを目当てに公園を訪れる人もいる。この相反する二つの動向を調和させるため、今年から露店(手作り限定)販売・パフォーマーを登録制とする「アートマーケッツ」を実施した。

※定員制で露店販売100人、パフォーマー10人、平日は禁止、土日祝日限定で午前9時〜午後5時まで、無料ではなく登録料として年間1万2000円を支払うこととなった。
 
 実施主体は昨年7月に設置された「井の頭恩賜公園100年実行委員会」で、委員会の構成は「市民、関係団体、行政が参加」とあり、「武蔵野市、三鷹市、吉祥寺ライオンズクラブ、三鷹ライオンズクラブ、武蔵野商工会議所、三鷹商工会、井の頭自然文化園、東京都公園協会、武蔵野三鷹ケーブルテレビ、東京都西部公園緑地事務所」とあるが、さて「市民」とはいずれを指すのか?
 井の頭公園の開園は1917年5月だから100年にはまだ10年の余裕がある。委員会の設置が昨年7月だから、何か「焦り」を感じてしまう。「100年実行委員会」という大層なネームの初仕事にしては、実に相応しくないし、もっと時間をかけた議論があってよかったのでは?一般市民参加のね。

 今回の件で井の頭公園の露店販売に関係するサイトを検索巡回してみた。驚いたのは、井の頭公園で露店販売するために武蔵野市に移住した人がいたことだ。この人はその手作り品(写真)の売り上げを生活費に充てながら斯界の芸術を究めようと、昨春に上京して狙い通りに露店販売で生計を立てていたという。かなりの実力者なのである。
 この人は登録料1万2000円を支払っているが、土日祝日限定では生活は無理と他の可能性を探っているところである。この人と同じ状況に陥っている人もいるだろうと思うと、「騒音」「通行の支障」という苦情をもらわないよう公園側が一部の不埒者を制御する努力をすべきではないか。
 地方から井の頭公園で露店販売するために上京する人がいるなんて、物凄いブランド力ではないか。定員有料登録制はいいとして、平日もOKにして全国のアート志向者の希望の地であって欲しいと思うのである。

 
 
 


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